「ネットはリアルよりも下なのかよ」はジャンル分けが大雑把すぎ
http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20050526/1117112248 から。
たとえば「ほぼ日刊イトイ新聞」はまごうことなきネットのメディアだけど、下でも上でも無いと思われる。
このあたりは微妙に違うんだけど、id:kowagariさんのこの記事は一緒くたにして批判している感じ。
「ネットで金儲けが出来ないからネットで有名になって商業メディアに進出だ」というような自己実現妄想に走っているのはワナビーだけでは。
アフェ厨がクリック課金のために本音と建前が乖離していてウザいってのも別の批判だし。「就職できないから起業すればいいんだ」という学生がネットで香ばしいのも別の批判だと。
(RSSと)blogが情報の読み方を変える
「ブログが情報の探し方を変える」、Stuart Henshall氏から。
たとえば検索結果をRSSで巡回するように
http://r.hatena.ne.jp/otsune/Skype/
を設定しておくだけで、誰かがblogに「Skype」という単語を書いただけで捕捉できる。
今は
- FeedBack
- bulkfeeds
- gooプログ検索
- Flickr
- del.icio.us
- はてなブックマーク
- はてなキーワード
だけを設定しているが、他の検索サービスやソーシャルブックマークのRSSを登録するのもいいだろう。
たとえば
- 未来検索livedoor
- BlogPeople記事検索
- 楽天広場のブログ検索
- ココログ検索
- ブログ人の検索
- blogmap
- MM/memo
とか。GoogleアラートやAsk.jpの検索結果も巡回できると良いね。
「カカクメソッド」キーワード論争が起こるとこういう展開になる。という分析
まず「それはやりすぎだろ」という反ブラックユーモア派のバッシングが始まる
そしてミもフタも無い殺伐系ネットジャンキーから正論で反論が来る
- あのような企業の傲慢な態度を見過ごして、人間らしく察してあげるのは今後害が大きい
- このぐらいのキーワードで揶揄するぐらいバッシングしなければダメだ。模倣事例が出てくる
- 皮肉も理解できないなんてつまらない世の中だと思いませんか
- 実際に同じイイワケを使ったところが出てきている
この議論は「人間としてスマートにやっていきましょうよ」というレイヤーの話と「価格.comのあの態度はあまりにもひどすぎる。だから過激にバッシングするぐらいでちょうど良いんだ」という決して交わらないポリシーを抱えたまま平行線になる。
その間も「皮肉のつもりでくだらないネタ文章をキーワードに登録する根性が気に喰わない」などの感情論でさんざんバトルが発生する。
また「そもそも名誉毀損とはそういう意味ではありません」というような言葉の定義をめぐるバトルでお互いに疲弊する。