プログラマの悪い癖は、データを「一次元」にまとめようとするところ

この項目は半可通の煽りなんでマジにとられるとすぐに敗走するしかないんだけど。
UNIXのパイプ処理という一次元の文化と、それを受け継いだWebとCGIスクリプトが一次元で処理をしているのが、はてななどの使いにくさに繋がっているのではないかと思う。
たとえばPerlみたいなスクリプト言語を使っていると比較演算子や配列処理や文字列操作などでデータをひとつの流儀に押し込める傾向が強い気がする。(Rubyなどにはイッテレーターという素晴らしく便利な仕組みがあるが、あれもデータを一次元で扱うことが多いからだよね)
Webやブラウザもインターフェースが偏っているし。
いわゆるあめぞう形スレッドフロート掲示板ってのは、それまでのMiniBBSみたいな一次元掲示板にスレッドという別次元を加えたものだし。(さらにツリー掲示板というノード接続型の進化もあったりする。ノード型は「分類のジレンマ」という欠点があるので進化の限界がありそうだけど)
アイコンと二次元の位置によるインターフェースってのを実現するWebサービスライブラリとかが充実する未来に期待したい。Ajaxが注目されているのもそういう面があるからだと思ってたり。