「普通の人が(技術的な理由で)そう思う」のであれば、話は簡単だ。その思い込みは間違っていて、ちゃんと手段はあるよと教えれば良いだけ

http://d.hatena.ne.jp/eigokun/20070927/1190841010

ブクマコメに対してレスをするのは、なんだか大人気ないと思われそうだし。また、反論を書いたところで相手やギャラリーに周知させるのも困難です。

論点がよく分からなくなったのですが、「大人気ある。と、まわりから見られたい」というのが目的なのでしょうか? それともブックマークコメントに対して議論をしたいというのが目的なのでしょうか? 後者が成り立ったとしたら、ますます前者の要望は(id:eigokunさんの価値観では)満たされない気がするので矛盾しているのではないでしょうか? 議論をしたいのかしたくないのかが分からなくなってしまいました。
余計な想像力を働かせて、id:eigokunさんが書いても居ない事を推測してみると。「俺がblogを書いたり議論をして大人気あるとまわりから見られるのは大歓迎だが、ブックマークコメントでツッコミされたりそれに反論して大人気ないと見られるのは嫌だ」というような要望なのではないかと思いました。そもそもどういう状態を「大人気ある。と、まわりから見られる」と定義しているのでしょうか?

またギャラリーに周知させるのがシステム的に困難だと感じる初心者の人がいる事は想像出来なくはないですが、ブックマークコメントに「なんちゃらさんのコメントに対して http://example.jp/hoge/ に反論を書いた」などと書く事で0クリックで誘導している人もたまにいますし、ブックマークされている記事にリンクを貼ったエントリーを書いてブックマークすれば「このエントリーを含むほかのエントリー」にも明記されますよね。これははてなブックマーク開発者が用意した「周知させるための支援」として、かなり良いサポート機能だと思います。ここまで議論のポインターを周知するのが楽なシステムは他にはあまり見当たりません(まぁdel.icio.usdiggredditLivedoor Clip、buzzurlMM/memoなどしかヘビーに使った事は無いので、私が知らないだけかもしれません)。しかも反論エントリーを書く事自体は、はてなIDを持っていなくても可能です。ID持っていたほうが周知が速いというだけで。(diggがツリー式コメント機能を持っているので、それには劣るとは思いますが。開発者のnaoyaさんはdigg方式にはするつもりが無いとダイアリーに書いてありましたし、オレは現状の支援機能でも必要十分だと思うので、そのポリシーには賛成です)
もちろん初心者がそのサポート機能を知らないという現状はあるでしょうけど、それは単なる「機能の啓蒙不足」でしかないので、告知する努力をすれば良いだけの話な気がします。つまり「コメントに反論が出来ないよ!」と嘆いている初心者の人が居たら「反論する簡単な方法はちゃんと有るよ」と言えば良いだけの話ですよね。
はてなブックマークのentryページだと、初心者がそれを学ぶ方法が少ないよ! という意見はまったくの同感です。ただ、それは「本当は書き逃げでは無い現状なのに、それを推測したり学んだりするシステムとして劣っている」というだけの話ですよね。だから「書き逃げである」と表現するのは明確に間違っていますし。「初心者にとっては書き逃げにしか見えない」と言われたら、「だったら現状は違うのだから、そのシステム的に学習手段が貧弱な事だけを正確に批判しようよ」と思いました。