はてなレスラーとして応えねばなるまい

mixi内でDISられたので反応が難しいと思ったのでスルーしようかと思ったのだけどhttp://mixi.jp/show_friend.pl?id=9280

日記の転載は一切文句言いませんのでお好きなだけどうぞ。当然mixi外部に貼ろうが全然気にしません。2chでの晒しなどむしろ歓迎します(閲覧者増えるしね

と書いてあったので安心して転載できることに気が付いた。どうやらIT系のシステム職みたいだから、自分の設定したルールを人文系のアホな人みたいに「文脈を考えてください。そんな意味でそのルールが書いてあるわけ無いじゃないですか」とか意味不明のことは言わないだろうし。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=21951097&owner_id=9280

むかつくぜ・・・こういうのを「童貞を馬鹿にしてる」っていうんだ
http://d.hatena.ne.jp/otsune/20050616/p2

大元は「東大女子」を名乗る奴の日記(そこもはてな
http://d.hatena.ne.jp/SNMR/20050612#1118546567

女が「童貞臭い」と馬鹿にするのはいい。仕方ない。そういうもんだ。甘んじてうけよう。

しかし、「結婚して子どももいる」非童貞が童貞の心を失わないうんぬんというのは心底童貞を馬鹿にしてる。「向こう側へ行ったやつ」の思考だな。自分はもう馬鹿にされない安全圏にいるから平然と余裕ぶって「童貞臭いって褒め言葉だよね」なんてうそぶく。

ホント、非童貞でこの「向こう側こちら側」の感覚を理解できる奴は一人も会ったことがない。不思議でならないな。そういうものを感じる前に皆童貞を捨ててしまったからなのだろうか?でも、結構コンプレックスで苦労した奴も、いざ喪失して「向こう側」へいくととたんに「大したことないって」とか言い出す印象がある。なんにせよ、理解できるはずがないのだから偽りの理解を示したりせず正面きって馬鹿にして笑ったらいいんだよ。キモーイガールズみたいにさ。俺はあの漫画はアマゾンで買ったよ。ちゃんと金払った。むかつくし読んでて鬱になるけどすごく的確で面白いし、消費者として対価を払いたいと思ったからね。もちろん元ネタがみてみたかったのが一番の理由だけど。で、キモーイガールズみたいに徹底的に童貞と敵対するのならばこちらも遠慮なく敵対心むき出しで対抗できるってわけだ。何を書いてるんだ俺は。まったく。

えーと……。童貞をバカにしているのかどうかはコメントできません。どっちかというと「童貞よりもD.T.力を重視せよ」という立場。
あと「甘んじて受ける」のには反対。特にSNMRのアレは明らかに手榴弾として書かれた言葉なのにみんな素直に技を受けすぎです。「SNMRみたいな攻撃発想を上回るためにはどういう返しをしたらいいのか?」というのは人生で重要な処世術です。
例え話で言うと。社会に出た女性が目上の男性に対して「セクハラです!!」とピリピリするのではなくて、ウィットと詭弁を駆使してさらに上の発想で切り替えして、セクハラオヤジを「ショボーン……一本とられたよ」とヘコませるのが重要なのと一緒です。怒って抗議なんかしても周りからのイメージが下がるだけ負けですよ。洗脳合戦に生き残るためには「あいつは口が達者だからセクハラしてもこっちが損するだけだ」と思わせるのが重要。
そういうのと一緒です。SNMRにバカにされたからって受け入れたり怒ったりするのは才能不足です。
それに脱童貞をバカにしすぎです。差別です。卑怯です。
自分が童貞だからって所帯持ちで子供もいるD.T.力の高い人間をバカにしてもいいと思っているなんて思い上がりすぎです。
「自分はリアル童貞で睾丸毒に毒されているから、脱童貞に多少ひどいことを言ってもいいのだ」というのは成り立ちませんよ。
ちゃんと説得力のある洗脳をしないといけません。
だってちゃんと日本の童貞 (文春新書)を5月4日に読んでいるじゃないですか。童貞だからとコンプレックスを感じることの無意味さがその本には書いてあったはずです。実際にhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=16008000&owner_id=9280

「童貞は悪いことではない」と誰に何度言われようとも、最後のところでは「同情もしくは馬鹿にしてる」と受け取らずにいられなかった、そこを本に書かれて冷静に分析されると、すんなりと頭に入る。

まだ途中なのでわからないが、辞書でいうなら新明解国語辞典は、後発だからということもあるだろうが、童貞を男子に限定しているなあとか、60年代70年代までの週刊誌の童貞を語る論調と80年代90年代のそれでは温度差がかなりあり、やっぱり俺の思ったとおり、マスコミが煽動したことが童貞にネガティブイメージを植えつけられた要因になっているらしいとか、ためになることがいっぱいかいてある。初体験の平均年齢を出している週刊誌、女性誌、青年誌などの「調査」、「セックスリサーチ」は、サンプルが正しくランダム選定されていないか、どのような対象を相手にしているかすら明記していない、データとして疑わしいものばかりであることがほとんどで、信憑性の疑わしいデータで信憑性の疑わしい記事が書かれ、その煽りを鵜呑みにした大衆によって現在の童貞価値観が形作られていったのだろうか、とか。

もうとても面白くて読みいってしまう。これこういう本のシリーズはどんどん裾野を広げていって読みたいなあ。なるべくフェミニズム論争にはかぶらないようにして、うまく興味のありそうなところだけかいつまんでいく感じで。まずはこれを読んだら一緒に買った「童貞としての宮沢賢治」を読もう。

と納得しているじゃないですか。そんな人がなんで俺のブックマークコメントを批判するのですか。