目に見えやすいものによって人間の思考は簡単に影響される

http://kammyblog.seesaa.net/article/4544732.html

たとえば具体的に趣味や嗜好を知っており、話もよくする女性が身の周りにいなければ、漠然とした「女のイメージ」みたいなものしか抱けなくなりますよ。
私も女子高時代、男性のイメージがものすごく貧困でしたから。
女子高時代は、「世の中にはかっこいいDQNとまじめなブサイクしかいない」って、真剣に信じていましたから。

2005-06-25を読んでふと思ったこと。
兄弟に男しか居なくて、かつ「母親かお店のウェイトレスとしか会話していない。生活圏にいるナオンにはキモがられているので事務的な連絡しかしていない」みたいに回りに対等な関係の女性が居ない環境の男子は独特の女性観を持っていたりしてビックリすることがある。(誤解されないようにエチケットペーパーを敷いておくが、俺は「過剰なフェミニズム」は学校新聞左翼活動の揚げ足取りみたいで好きではない)
思春期の頃は「機能的にこいつと繁殖行為が可能かどうか」という判断軸だけで脳機能の90%を使っているから、特に惑わされがちなんだけど。なんちゅーか、目に見える映像によって「森羅万象いろいろあるよね」という大原則を簡単に忘れがち。コスメティック重要。
媚び媚びポリシーで生きているイケメンとかは、その現象を悪用して「まず見た目をそうすることによって判断が変わる。判断が変われば中身も誤解してくれる。中身も誤解されれば、おのずと自分もそれに合わせてよりイケメンらしい生き方に修正されていく」というスパイラルに乗っかって急上昇。成層圏まで高度を上げてキモメンとは別世界に旅立っていきます。(本質的にはキモメンもイケメンも大差が無いところから出発しているのがポイント。スーフリ和田被告は高校時代にキモメンとしていじめられていたコンプレックスで大学デビューして過剰モテを演出したのが有名な実例)
まぁ思春期を過ぎても脳内フォルダーに「身内」「赤の他人」「恋人」しか無い状態で大人になるから(http://d.hatena.ne.jp/kanose/20041210#folder)、「こいつとは繁殖行為はできないんでしょ? だったら他人認定。会話も交流もサービスもする必要なし。さぁ帰った帰った」と極端なディスコミュニケーションしたりするんだけど。
あと「スクールカースト」はキーワード化すべき。